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都市高速道路のプール採算制と密接関連性の判断基準の実用的解釈

研究課題

研究課題/領域番号 04553002
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 商学・経営学
研究機関流通科学大学

研究代表者

近藤 勝直  流通科学大学, 情報学部, 教授 (70026300)

研究分担者 三道 弘明  流通科学大学, 情報学部, 助教授 (40167440)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードプール採算 / 密接関連 / 高速道路料金 / プール採算制 / 有料道路
研究概要

今年度が最終年度であり,とくに集中的に計測研究を行った。前年度は従来研究の整理と,現行の法制度(道路整備特別措置法)とプール採算制度の問題点について考察した。詳しくは研究成果報告書(第1章,第2章)に記述している。本年度は,(1)新しく提案した「密接関連指標」の理論的性質の考察と具体的事例への適用,およびそこから得られる指標の性質の吟味,(2)密接関連分析ツールの一般道路整備への適用,すなわち整備優先区間判定指標としての活用,そして(3)都市圏における広域的な高速道路体系状況への展開,の3点が研究の重点となった。研究成果報告書ではそれぞれ第3章,第4章,第5章に対応している。
(1)では2道路の補完性と代替性の両方を勘案した整合的な新たな定量評価式を導いた。また,試算を通して提案式の有効性を確認するとともに,従来式との関連も明確にした。これにより,従来の法律にもとづく密接関連の判断基準の厳しさが明らかとなった。(2)では,この提案式を用いて都市内街路網の整備優先順位の決定に応用できることを明らかにした。(3)では,広域化する都市高速道路網と,それに従って都市周辺部での都市間高速道路網とのリンケージにともない,高速道路が一体化するという状況にたいして密接関連概念をいかに構成するかという大問題にアプローチした。ここでは自動車トリップを吸収マルコフモデルで追跡し,1日全体でのトリップ連鎖と高速道路区間の利用に着目し,各種道路区間の関連性について仮想的ケースで試算した。こんごさらに深めるべき課題がいくつか発見された。

報告書

(2件)
  • 1993 実績報告書
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 近藤勝直: "都市高速道路における密接関連概念の広域的展開" 流通科学大学論集(経済/経営情報編). 2-2. (印刷中) (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤勝直: "過疎地域の発展と交通体系の役割" 流通科学大学論集(人文自然編). 6-1. 31-42 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤勝直: "都市高速道路のプール採算制と密接関連性の判断基準の実用的解釈" (科学研究費成果報告書). 1-124 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤 勝直: "エントロピー指標にみる地域の一体性" 流通科学論集(経済・経営情報編). 1-1. 35-45 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤 勝直: "都市高速道路交通需要の価格弾力性の計測" 流通科学大学論集(経済・経営情報編). 1-2. 1-9 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] K.KONDO: "Dynamic Analysis of Destination Choice Behavior of Visitors to A shopping Complex" WCTR'92 Lyon,Presented. (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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