研究課題/領域番号 |
04554027
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生態学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
和田 英太郎 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (40013578)
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研究分担者 |
吉岡 崇仁 名古屋大学, 大気水圏科学研究所, 助手 (50202396)
杉本 敦子 京都大学, 生態学研究センター, 助手 (50235892)
中西 正己 京都大学, 生態学研究センター, 助教授 (60025434)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
1993年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1992年度: 18,500千円 (直接経費: 18,500千円)
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キーワード | ガスクロマトグラフ・質量分析計 / 炭素同位体比 / 窒素同位体比 / 気泡メタン / 全炭酸 / ^<13>C・^<15>Nトレーサー / 微小生物の分離分取 / 安定同位体自然存在比 / 炭素・窒素安定同位体のトレーサー / 質量分析法 / GC / C / IRMS / 気泡メタンの同位体比 / 全炭酸の同位体比 / ^<13>C, ^<15>Nトレーサー / 高精度質量分析 / 迅速分析 / ヘリウムフロースルー法 / 微小水界生物 / 琵琶湖 / 木崎湖 / 諏訪湖 |
研究概要 |
1.ガスクロマトグラフ/コンバッション/同位体比精密測定用質量分析計システム(GC/C/IRMSシステム)及び試料処理真空ラインシステム(石英ライン,CO_2・N_2ガス分取ライン,メタン燃焼ライン)を完成した。これらのシステムを用いて、実験室内ワーキングスタンダード(アラニン,CO_2,N_2)について2年間にわたる測定を実施し、良好な結果を得ている。 2.GC/C/IRMS法について、以下の項目の測定法の開発を行った。 (1)沼沢地から発生する気泡メタンの炭素同位体比の測定 (2)溶存全炭酸の炭素同位体比の測定 3.IRMS法により、^<13>C・^<15>Nトレーサー法を開発した。^<13>Cトレーサー法によって、琵琶湖植物プランクトンによる基礎生産速度の測定法を確立した。また、シロアリによる空中窒素固定活性の測定法を確立した。 4.微小生物の分離分取法と天然同位体自然存在比の測定 各種メッシュのプランクトンネットを用いて、琵琶湖及び諏訪湖において、動植物プランクトンの分離分取法を確立した。用いたプランクトンネットのメッシュサイズは、300,150,70,40,20μmであり、これに顕微鏡下における手によるソーティングを組み合わせた。 5.炭素・窒素自然存在比のバックグランド調査を実施した。 (1)琵琶湖 (2)バイカル湖 (3)手賀沼 (4)シロアリ生態系 (5)高等植物(サラダ菜の栽培実験)
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