研究課題/領域番号 |
04554030
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
動物形態・分類学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
若林 克己 群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (80008614)
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研究分担者 |
小林 久江 群馬大学, 生体調節研究所, 教務員 (80234839)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 免疫学的測定法 / 多重免疫測定法 / RIA / TR-IFMA / TR-FIA / Eu / ホルモン / IFMA / ユーロピウム / ラジオイムノアッセイ / 多重免疫学的測定 / 生理活活物質 |
研究概要 |
同一試料で同時に多数の生理活性物質を測定することは、最小量の試料から多くの情報を引き出す事を可能とする手段のひとつである。本研究では、更に脱ラジオアイソトープ(RI)をも目指した。 第一段階として検討したradioimmunoassay系では、ウェルに第一抗体を固相化させ、シリアルに多重アッセイが出来ることを確認したが、貴重な第一抗体の節約のため、それに代わるものとして第二抗体を固相化したウェルを用いて第一抗体は稀薄溶液として用いることが可能であることを見いだした。次にポリスチレンビーズに第二抗体を固相化し、第一抗体を反応させる方法に進んだ、測定対象ホルモンとしてはラットLHとラットTSHをまずシリアルに測定し良好な標準曲線を描くことが出来た。ビーズを用いることの長所としてパラレルアッセイが可能になるが、パラレルアッセイでは1/4インチビーズの使用が困難で、1/8インチビーズを使用せざるを得ないために、表面積は1/4となり、抗体及びホルモンの結合量は少なくなり、測定値の変動がやや大きくなるきらいがあった。更に5種のラット下垂体前葉ホルモンの組み合わせについても検討し、このシリアル、及びパラレルのMulti-RIAのプロトコールを作製した。 第二段階としてEuを用いた非RI測定法の検討に移った。感度の改善をも狙ってサンドイッチ結合原理による測定法を様々なホルモンについて確立すべく自家製抗体の作製を行い、その結果両生類ゴナドトロピン、ラットPRL、ラットLH、ラットInsulin、ブタLH、FSHに対するウェル第一抗体固相化-Eu標識第一抗体測定系(TR-IFMA、time-resolved immunofluorometric assay)を確立した。現在このIMFAをマルチアッセイに応用すべく検討中である。
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