研究課題/領域番号 |
04556002
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
育種学
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研究機関 | 静岡大学 (1994) 国立遺伝学研究所 (1992-1993) |
研究代表者 |
平岡 洋一郎 (佐藤 洋一郎) (1993-1994) 静岡大学, 農学部, 助教授 (20145113)
中村 郁郎 (1992) 国立遺伝学研究所, 実験圃場, 助手 (50207867)
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研究分担者 |
松浦 誠司 (株)トーホフ, 主任研究員
大村 三男 農水省果樹試験場, 興津支場, 室長
森島 啓子 国立遺伝学研究所, 総合遺伝研究系, 教授 (70000247)
中村 郁郎 岩手生物工学研究センター, 主席研究員
佐藤 洋一郎 国立遺伝学研究所, 総合遺伝, 助手 (20145113)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
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キーワード | DNAマ-カ / プライマー / 作物 / 生態型 / イネ / そ菜 / 果樹 / DNAマーカ / DNAフィンガープリント / 系統進化 / DNAマーカー / PCR |
研究概要 |
DNAを増巾させその電気泳動パターンで分類系や生態型を分類するのにPCR法が有効である。本研究では作物の近交系統および生態型を効率よく分類・識別する方法の開発を行った。 1.従来用いられてきたPCRのプライマー(増巾開始点を決定)によるDNA増巾の信頼度を高めるため、プライマーを10マ-から12マ-に変えたり塩基の配列に工夫するなどして、安価・高信頼度・高い効率、の3条件を満たすプライマーデザインを行った。これからは(株)ベックスを通じ一般に供用できるようにした。 2.これらプライマーを使用して以下の材料につき近交系統および生態型に特異的なDNAマ-カを選抜した。 1)稲ではインディカとジャポニカ,1年生型と多年生型を分類するDNAマ-カおよびそのプライマーを開発した。 2)果樹ではかんきつを中心に従来からの生態型を区別するDNAマ-カおよびプライマーを開発した。 3)そ菜ではきゅうりを中心に、雌雄を判別するためのDNAマ-カの開発を行った。 これらのDNAマ-カは学会などで広く公表ずみで、またプライマーの配列も公表されているので不特定多数の研究者の使用に供せられると考えている。また一部のマ-カについてはその配列から、そのマ-カのみを安定的に増巾させるプライマーを開発している(STS化)。
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