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山間中小河川流域管理のための地理情報システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 04558032
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 自然地理学
研究機関筑波大学

研究代表者

安仁屋 政武  筑波大学, 地球科学系, 助教授 (10111361)

研究分担者 松本 栄次  筑波大学, 地球科学系, 助教授 (10015571)
天田 高白  筑波大学, 農林工学系, 教授 (80114031)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード雨畑川 / 手取川 / 崩壊危険度図 / 流域管理 / 地理情報システム / 崩壊
研究概要

流域管理は、河道を構造物や自然物などを使って整備し、土石流・泥流などが発生しても、社会生活に大きな影響を与える物的・人的被害が発生しないようにすることである。このためには河道の土砂堆積状況と移動形式の把握が重要である。河道の土砂堆積は、山腹・渓岸崩壊による土砂供給によってもたらされる。従って、崩壊による土砂供給量を推定することが基本的な作業の一つである。そのためには、崩壊危険度図を作成して崩壊土砂量を算出する必要がある。さらに、崩壊危険度図の作成には崩壊要因の抽出が基礎となる。
富士川水系早川の支流雨畑川の稲叉谷を対象として、数量化II類による崩壊地の解析を行い、重要な崩壊要因として抽出された地形要素(斜面傾斜・方位・型)の図化を行った。これをカラー・ドラム・スキャナーで読み込みディジタル・データ化した。次に、これらの要素に重みをつけて重ね合わせて4カテゴリー(危険-2カテゴリー、安全-2カテゴリー)からなる崩壊危険度図の作成を試みた。更に、崩壊と植生との関係を6時期の崩壊分布図と植生図を使って細かく検討した。
手取川流域の大道谷では、DEM(Digital Elevation Model)を作成してこれから方位、傾斜、標高を地形要素として計算し、地形図から水系図を作成、これに地質を加えて崩壊要因の解析を行った。これに基づき、危険度大、危険、やや安全、安全の4カテゴリーからなる崩壊危険度図を作成した。

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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