• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

共分散構造分析の応用に関する開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 04610088
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 心理学
研究機関大学入試センター

研究代表者

石塚 智一  大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (00168238)

研究分担者 土田 昭司  明治大学, 文学部, 助教授 (90197707)
豊田 秀樹  大学入試センター, 研究開発部, 助手 (60217578)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1993年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード共分散構造分析 / 識別条件 / 同時方程式モデル / 一般化最小2乗 / RAM / 確認的因子分析 / 箇便推定 / 簡便推定 / 漸近分散 / 線形モデル / 潜在変数 / 測定誤差 / 標本不布 / データの変換 / 評価尺度 / シミュレーション
研究概要

本研究では,社会科学的なアプローチをする際の,理論と応用の乖離を狭めることを主たる目的とし,以下の研究を行なった.
1 共分散構造モデルの下位モデルである同時方程式モデルに関して,1つの識別条件を提案した.この識別条件は,従来提案されている,遂次条件,階数条件,次数条件などと比較して,より柔軟な判断を可能にするものである.
2 同時方程式モデルの1つの一般化最小2乗推定量を提案した.この推定量は,繰返し計算を必要とせず,固定母数や制約母数の推定も可能である.更に推定量の漸近分散を求めることも可能である.
3 確認的因子分析モデルの1つの一般化最小2乗推定量を提案した.この推定量は,繰返し計算を必要とせず,固定母数や制約母数の推定も可能である.調査データを用いて,最尤推定値と従来の一般化最小2乗推定値との比較を行なった結果,この推定量は良い成績をおさめている.
4 共分散構造モデルは,近年,期待値の構造化を可能にし,カテゴリカル変数や上限下限のある変数を分析することが可能になっている.応用研究として,公共事業に対する態度形成の要因分析を行なった.
共分散構造分析は,正しく応用されれば非常に強力な手法である.以上の研究を基礎にして,その普及が図られ,一般の応用研究者が利用し易い明確な限界を示す事が急務であろう.

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi