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「大学の自己点検・評価」の実践的試行:汎用多段式評定表及び実施用マニュアルの作成

研究課題

研究課題/領域番号 04610158
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関国際基督教大学

研究代表者

原 一雄  国際基督教大学, 教育学科, 教授 (10052218)

研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード大学教育 / 自己点検・評価 / フィカルティー・デベロップメント / スタッフ・デベロップメント / 設置基準認定方法 / 多段式総合評価 / 評価用マニュアル / 教職員ハンドブック
研究概要

本研究は本邦諸大学において大学審議会が提案した「大学の自己点検・評価」の実施を促すため、大学内部の異なる部局各層の構成員全員が自己の業務についてその機能を多角的に自己点検し、関連する他分野ならびに大学の機能全般について相互点検し、最終的に大学の総合評価を行なうことの可能性を事例研究を通して示すことを目的とした。そこで今回は構成員各々が専門的職業倫理に照して自発的に実行する資質開発(ファカルティー/スタッフ・デベロプメント:FD/SD)プログラムの一環として、大学の活性化を図り得る側面を重点的に調査した。
先ず大学の自己評価の方法につき、海外で施行されている基準認定の実態を比較検討し、同時に国際基督教大学において今までに実施してきた種々の評価方法(原 1969,1972,1985,1988,1990)を再吟味し、これらを基に総合的評価表(「汎用多角的多層的自己診断評価表」)を試作し、当大学および私立大学連盟大学問題研修会において試みた。
その経験から大学の諸機能を5分野(教育活動・研究活動・学生指導・社会活動・管理運営)に大別し、評価主体である学内の種々の構成員(設置者・行政者・教授団・学部/学科・小委員会・同僚教職員・教職員個人・学生・卒業生)ならびに学外者の立場から評価するに最も適切と思われる評価項目と査定の方法を選択してパイロット・スタディー用診断評価表を作成し、国際基督教大学において施行中である。また調査結果の一部を被評定者自身にフィードバックし、実施上の問題点について意見を聴取すると共に、今後とも高等教育専門家ならびに、学識経験者から批判と助言を求めつつ、一層の改善を試みるつもりでいる。
「評価実施用マニュアル」および「教職員ハンドブック」の編纂について現在作業中であり、最終的には大学の機能全般に関するアセスメント用テスト・バッテリーとそのガイド・ブックを編纂する予定である。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 原 一雄: "教師自身による自己診断" 一般教育学会誌. 14(2). 25-27 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 原 一雄: "大学の自己点検・評価:教員間の比較" 一般教育学会誌. 14(2). 76-78 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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