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英国人フランク・ホーレーについての人物史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04610208
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 日本史
研究機関ノートルダム清心女子大学

研究代表者

横山 學  ノートルダム清心女子大学, 家政学部, 教授 (10166902)

研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードフランク・ホーレー / 宝玲文庫 / アジア協会 / 関西アジア協会 / 琉球研究 / 沖縄研究 / 琉球コレクション
研究概要

課題として取り上げた研究調査では、次の二点を重点的に実施した。すなわち、フランク・ホーレーが晩年に京都山科において設立した「関西アジア協会」(KANSAI ASIATIC SOCIETY)についての調査と彼の収集した「琉球コレクション」の全容についてである。前者については、東京青山の「日本アジア協会」事務所における資料調査において日本アジア協会の会報・会議録などに記された「関西アジア協会」の記事を、また横浜開港資料館において未整理資料の中から「関西アジア協会」刊行の雑誌を見いだした。これらに加えて、すでに調査を実施しているホーレー旧蔵資料との照合を行い、「関西アジア協会」の日程・名簿や活動内容などについての具体的な裏付けをなし得た。また、後者については、コレクションが譲渡された際に作成されたメモや、ハワイ大学においてかつて作成された関連書類を照合させることにより、ホーレーが「琉球コレクション」として収集した図書の総てを目録化し、実地調査を踏まえ、これを「フランク・ホーレー琉球コレクション」として本学の「生活文化研究所年報ー第六輯」に発表した。筆者はすでに、「ハワイ大学宝玲文庫ー琉球コレクションー成立の経緯」を「生活文化研究所年報ー第五輯」に掲載し、このコレクションが、ホーレーの死後どのような経緯を経てハワイ大学にもたらされたかを論じた。これらにより、全貌がつかめないとされる宝玲文庫のうち「琉球コレクション」について、その内容とその後の経緯が明らかとなった。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 横山 學: "フランク・ホーレー・「琉球コレクション」" ノートルダム清心女子大学生活文化研究所年報. 6輯. (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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