研究課題/領域番号 |
04610265
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国文学
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研究機関 | 東京成徳短期大学 |
研究代表者 |
武井 絹江 (川島 絹江) 東京成徳短期大学, 文科国文専攻, 助教授 (70177674)
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研究分担者 |
武井 和人 埼玉大学, 教養部, 助教授(平成4年のみ (80154962)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1993年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1992年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 源氏物語 / 古注釈書 / 河海抄 / 紫明抄 / 異本紫明抄 / 素寂 / 和漢字源通釈抄 / 総合索引 / 古注釈 / 花鳥余情 / 萬水一露 / 四辻善成 / 耕雲 / データベース |
研究概要 |
本研究は『源氏物語』古注釈書の総合的な索引(固有名詞+一般語彙)を作成し、かつ、フロッピィディスク化することが目的であった。平成四年度は、公刊されている古注釈書の再検討、および公刊されていない古注釈書の発掘をめざして、資料蒐集を行った。特に最重要と考えられる『河海抄』は底本の再検討と本文校訂の必要があり、できるかぎりの写本を点検すべく、紙焼の蒐集と現地調査を行ったのだが、その分量が厖大であり、予算も限られていることから、蒐集しえたのはほんの一部分にすぎなかった。『校本河海抄』の作成とそれに基づく索引作りは一、二年でできることではなく、また、並大抵の予算ではなしえないことが判明。一方、統一的採択基準作りも予想外の難問であることが判明した。平成五年度は諸資料に蒐集と調査を続けつつ、『異本紫明抄』宮内庁本と黒川本を対校。黒川本を例として固有名詞・主要述語などのカード化と採択基準の検討を行った。
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