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調和写像の安定性について

研究課題

研究課題/領域番号 04640025
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関東京農工大学

研究代表者

間下 克哉  東京農工大学, 工学部, 助教授 (50157187)

研究分担者 和田 倶幸  東京農工大学, 工学部, 助教授 (30134795)
若林 功  東京農工大学, 工学部, 教授 (50087003)
横手 一郎  東京農工大学, 工学部, 教授 (60021888)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードリー群 / 極小埋め込み / 安定性 / カルタン埋め込み
研究概要

コンパクトリー群の極小部分多様体の安定性について研究した.
Gをコンパクトリー群、σをGの上の自己同型、KをGのσにより不変にされる元全体のなす部分群とする.このときσは自然に等質空間G/KのGへの、カルタン埋め込みとよばれる埋め込みΣを導く.特にσの位数が2のときにはΣは全測地的埋め込みである.σの位数が3以上になると、Σが極小埋め込みになるとは限らない.ここでは、Gが単純でσの位数が3である場合について、
(1) Σが極小埋め込みになる対(G,σ)の分類
(2) さらに、Σが極小埋め込みである場合、Σが安定になる対(G,σ)の分類を行なった.
σの位数が2の場合については、前述の通り(1)は自明であるが、(2)に対応する問題は代表者が以前研究を行なった.そこでは、Kが単純でかつ各単純成分のDynkinの意味の指数が1であることとΣが安定であることとが同値であったが、ここでもまた同様であった.これは代表者と田崎博之との共同研究による"指数1の部分群は安定"という結果とあわせると、U(n)、so(2n+1)、Sp(n)のポントリャーギン輪体のホモロジー類中での体積最小性に関するDaoの定理の無限小版が成立していると考えることができ、興味深く今後の研究の課題となった.

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Katsuya Mashimo: "On the stability of Cartan embeddings of compact symmetric spaces" Archiv der Mathematik. 58. 500-508 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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