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ユニタリ表現のテンソル積の既約分解について

研究課題

研究課題/領域番号 04640151
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解析学
研究機関三重大学

研究代表者

土川 眞夫  三重大学, 教育学部, 教授 (30024425)

研究分担者 石谷 寛  三重大学, 教育学部, 教授 (80030790)
蟹江 幸博  三重大学, 教育学部, 教授 (10093121)
黒川 都央子  三重大学, 教育学部, 教授 (80024446)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードリー群 / 調和解析 / ユニタリ表現 / テンソル積 / プランシュレル変換 / セルバーク積分
研究概要

本研究の本年度の目的は,リー群G上の調和解析,とくに筆者によるGの二つのユニタリー表現のテンソル積の既約分解の公式をさらに発展させるものである。
G=SL_2(R)について,今回出版することが出来た。G上のある形の超関数のプランシュレル変換を具体的に与えるのが我ての方法であるが,分解に出て来る離散系列の表現に対応する部分は,表現のフーリエ変換による実現を使うことによって対処することが出来る。また,離散系列の表現のテンソル積の分解公式は,原理的には二つで得られた公式の解析的延長により求まる。しかし離散系列どうしのテンソル積の分解公式はまだ求まっていない。これは分後の課題である。
より一般の群Gの場合,超関数のプランシュレル変換に際して,セルバーク積分と呼ばれるものに似た積分が現われる。この積分が出来なければ公式は得られない。実際にはセルバーク積分より復雑であり,計算は困難であるが,表現論的手法により解決は可能であると思う。これは次年度以降の課題である。
本研究の計画により,関連する分野の研究者との交流をえることが出来た。今後の研究に資するものであると信じる。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 土川 眞夫: "SL_2(R)の表現テンソル積の分解について" 三重大学教育学部研究紀要 自然科学. 44. 111-126 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Kikuji Matsumoto,Toshiko Kurokawa: "Meromorphic functions with a perfectset as the set of singularities" Pitman Research Notes in Math.Ser.212. 123-148 (1989)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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