研究課題/領域番号 |
04640314
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核・宇宙線・素粒子
|
研究機関 | 高エネルギー物理学研究所 |
研究代表者 |
|
研究分担者 |
千葉 雅美 東京都立大学, 理学部・物理, 助手 (60128577)
尾高 茂 高エネルギー物理学研究所, 物理部, 助手 (20160880)
新井 康夫 高エネルギー物理学研究所, 物理部, 助手 (90167990)
渡瀬 芳行 高エネルギー物理学研究所, データ処理センター, センター長 (70018662)
佐々木 修 高エネルギー物理学研究所, 物理部, 助手 (30178636)
大杉 節 広島大学, 理学部物理学教室, 助教授 (30033898)
|
研究期間 (年度) |
1992 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | アナログ信号伝送 / マッバツェーンダー型光モジュレータ / 耐放射線性 / センサー信号 / マッハ・ツェーンダー光モジュレータ / オプトモジュレータ / マッハ・シェーンダー型モジュレータ / データ収集システム / 並列伝送 |
研究概要 |
平成4年度 オプトモジュレータについては、ディジタル伝送のために開発されているのが現状であるため、アナログ伝送をするために必要な特性については、あまり深くは追求されていない。このため測定器類自体の特性が不十分なものが多い。このため、まず性能評価のための測定器の充実に力を注ぎ、光源や電源の超安定化をして記録的な(0.014%)精度を出せるようにした。このお陰でオプトモジュレータ素子の開発が進展し、高い温度安定度のものが作製出来てこれをテストした。この結果は米国IEEEのシンポジュームでも発表出来、多くの激励を受けた。 平成5年度 耐放射線性の測定の準備と放射線照射テストを行なった。東京都立大学のRI照射棟でのコバルト60からのガンマ線を使用し、主に1時間当り1Mradで最高10Mradまでのテストをした。テストはオプトモジュレータ本体、光学的接続のための接着剤、光ファイバー等構成部品についての照射テストをした。結果最高10Mradでも充分使用に耐える事が判明した。荷電粒子についての耐放射線性については、今後のテストを続行したい。 また初期からのデザインゴールであった多チャンネルのオプトモジュレータ素子の開発も進んでおり、平成6年8月ころまでには第1世代の素子が出来る予定である。その素子については、今年中にテストをすることを予定している。 最後の照射テストが3月末に行なわれたため、まだ充分な解析が出来ていない。解析を済ませて結果を全てまとめるためには1ヵ月程の猶予が欲しい。5月中には結果のまとめが出版できるものと考えている。(実験自体は全て完了している。)
|