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静圧気体潤滑直進案内面の運動精度特性と精度設計法

研究課題

研究課題/領域番号 04650131
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機械要素
研究機関京都大学

研究代表者

矢部 寛  京都大学, 工学部, 教授 (30025936)

研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード静圧気体案内面 / エヤスライド / 運動精度 / 製作精度 / 精度設計法 / 表面絞り
研究概要

1.静圧気体潤滑直進案内面の運動精度特性の理論解析法の確立
うねり製作誤差が存在する対向レール面上を静圧気体潤滑直進案内面パッドが移動するときの,各パッド位置でのパッド浮上量および傾き角を求めて,パッドの運動をシミュレーションする計算機プログラムを作成した。また,等価すきまの概念を導入して,計算時間を大幅に節約でき,さらにうねりのピッチが小さくなった場合等にも対応できるような理論解析モデルを確立した。
2.直進案内面の運動精度特性の理論解析
対向レール面のうねりのピッチの大きさに注目して,静圧気体潤滑直進案内面パッドの運動精度特性を理論的に解析した。その結果,うねりのピッチとパッド長さの比が運動精度特性に大きく影響すること,この比の値の変化とともに平行変位の振れが大きくなる場合と角度変位の振れが大きくなる場合が交互に現われること,うねりのピッチが小さくなってもパッドの振れは残ること等を明らかにした。
3.直進案内面の運動精度特性の実験的検討
静圧気体潤滑直進案内面実験装置を試作し,運動精度特性を実験的に検討した。レール面には,うねり製作誤差を模擬して,ステップを設けた。ステップのピッチ,絞りの形式等を変化させて行った実験結果は理論結果とよく一致し,理論解析手法の妥当性を確認できた。
4.静圧気体潤滑直進案内面の運動精度特性に関与する製作誤差特性量の抽出
すきま内流れの特性の本質を捉えたパッド運動精度特性簡易解析モデルをもとにして,パッドの運動精度を支配する特性量を抽出することを試みた。そして,すきま分布が与えられれば,定性的なパッド運動精度特性はこの特性量から推定できることを確認した。

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 矢部寛: "静圧気体案内面の運動精度特性に関する基礎的研究" 日本機械学会関西支部第69期定時総会講演会講演論文集. 944-3. 55-57 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hiroshi YABE: "A study on sliding accuracy of an externally pressurized gas-lubri-cated linear guide way" Proc.of 69th Conference of JSME, Kansai. No.944-3. 55-57 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 矢部 寛: "静圧気体案内面の運動精度特性に関する基礎的研究" 日本機械学会関西支部第69期定時総会講演会講演論文集(発表予定).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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