研究課題/領域番号 |
04650195
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高崎 講二 九州大学, 工学部, 助教授 (30154769)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 噴霧燃焼 / NOx / 燃料噴射 / 水噴射 / ディーゼル機関 / 非定常噴霧 / 燃料噴射システム / 噴射率 |
研究概要 |
本研究では、非定常噴霧燃焼におけるNOx制御方法として、水添加燃料を提案し、まず燃料噴射システムの改良と、燃料と水の噴射率測定装置の製作を行った。燃料噴射システムは、着火に至るまでは燃料のみを噴射し、着火後に水添加した燃料を噴射できることが必要である。本研究では、等圧吸い戻し弁付きの燃料噴射ポンプを用意し、毎サイクルの燃料噴射終了後、噴射ノズルホルダーの燃料通路に水を送り込む装置をそれに付加した。これにより、燃料通路からノズル先端までの燃料が先に噴射され、その後に水添加された燃料が噴射されるようにした。 燃料と水の噴射率測定装置は、ボッシュ式の噴射率測定装置では燃料と水の区別ができないため、まったく新しい発想のものが必要となる。本研究では、東工大方式回転円盤形噴射率測定装置が適当と考え、それを改良した回転スリット式のものを製作した。この装置で噴射率を測定した結果、噴射期間中、水が好ましい形で燃料中に分布していることが予想されるデータが得られた。 さらに、実際のディーゼル機関のような高温・高圧の燃焼室内では、水添加による噴霧の到達距離の違いが燃焼に大きな影響を及ぼす。そこで、大型のディーゼル機関を使用して燃焼の可視化を行い、噴霧の運動量と到達距離の関係を明らかにした。 以上の実験から、この方法による燃焼制御の有用性が明らかとなった。
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