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電気集塵装置用放電に対するオプトガルバニック効果

研究課題

研究課題/領域番号 04650252
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 電力工学
研究機関豊田工業高等専門学校

研究代表者

近藤 芳孝  豊田工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (20043185)

研究分担者 後田 澄夫  豊田工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (80043214)
梶田 省吾  豊田工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (40043195)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード電気集塵装置 / コロナ放電 / 表面電界 / オプトガルバニック効果
研究概要

目的は電気集塵装置において集塵電極に集積した媒塵に電荷が集積すると、媒塵と板電極間で水花放電が発生し、それに誘発されて煙が通過する空間も絶縁破壊する、いわゆる逆内路を発生させない技術を開発することである。逆内路が発生すると、その期間集塵能力が零になるばかりでなく、板電極に補集されていた媒塵が大気中に放出されることになる。
この原因は、媒塵に集積した電荷が集塵電極に逃げないことにある。したがって、帯電電荷の流出を助長する方策が必要となる。この手段としてオプトガルバニック効果を応用しようとするのが、本研究の手法である。
媒塵のコロナ放電による帯電状況と、レーザ照射をしない状態での帯電電荷の消滅状況をまず把握する必要がある。そのために、表面電界計を製作した。高インピーダンス増中をするのでノイズ対策が必要であるが、ともかく表面電界分布とその時間による滅少状況が判明した。大気中の湿度によって影響を受けるので、測定条件に注意が必要である。
オプトガルバニック効果とは、放電空間に強い光を照射すると電気伝導が良くなる性質である。手持のHe-Neレーザ光を照射して、媒塵上の帯電電荷流出医学の変化を調べたが、特に無照射との間に差異は見られなかった。媒塵の表面準位にトラップされた電荷を自由にするためには特定のエネルギー光を照射する必要があることが判明した。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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