研究課題/領域番号 |
04650302
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
白川 友紀 筑波大学, 構造工学系, 助教授 (20112021)
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研究分担者 |
金谷 和至 筑波大学, 物理学系, 助教授 (80214443)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 並列計算機 / マン・マシンインタフェース / 可視化 / 並列処理 / 量子色力学 / Parallel Computer / Scientific Visualization / Parallel Processing / Man-Machine Intorface / QCD / ユーザ・インタフェース / 画像表示 |
研究概要 |
本研究経費と他の経費を合わせて16台のプロセッサを持つ並列計算機を構成し、以下のような計算の途中経過や最終的な計算結果の表示を行ない、表示の見やすさなどを評価した。表示には、並列計算機のインタフェース部から直接パソコンを用いた表示装置に表示する方法とネットワークを通してワークステーションやXウインドウ端末に表示する方法を両方行なった。 ・境界要素法による2次元弾性問題、ポテンシャル問題の計算 ・2次元翼まわりの流れの計算 ・非圧縮(熱)流体の時間発展シミュレーション ・2次元部品配置問題 ・QCDシミュレーション ・各種統計処理(平均、分散、ヒストグラム、相関、重回帰分析など) ・SOR-境界要素法複合アルゴリズムによるポアソン方程式の求解 ・粒子衝突のシミュレーション 計算の途中結果を表示することにより並列処理プログラムのデバッグが容易になった。ネットワークを通したXウインドウへの表示は多量のデータは送れないが、並列計算機から離れたところに居る計算者に充分有効である。統計計算の計算結果の3次元出力は、見たい変数のユーザによる選択や視点を変えた結果の確認を可能にしたほか、複数の変数に関する処理結果を重ね合わせて見ることができたり複数の変数間での相関関係が分かるなどの効果が見られた。 可視化処理を並列化したときのデータの通信パターンやデータ通信量の比較・検討から、画像生成の並列化だけでなくユーザが必要とする情報の抽出などの並列化もしないと通信やホスト計算機がボトルネックになることが分かった。 QCD計算の可視化に対応するため、ボクセルデータのレンダリングの並列処理プログラムも開発したが、まだメモリの不足などのため十分な表示が行なえていない。今後、アルゴリズムの改良により実用的な可視化を行ないたい。
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