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ネットワーク用データベースサーバ構成法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 04650335
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報工学
研究機関学術情報センター

研究代表者

橋爪 宏達  学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (40172853)

研究分担者 安達 淳  学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (80143551)
大山 敬三  学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (90177022)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1992年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードデータベースサーバ / クライアント・サーバモデル / Ethernet / FDDI / ISDN
研究概要

本研究では、LANによる分散処理システムを構築するために、容量として10^9レコード、10^<12>バイト程度のデータベースサーバの構成法を考察した。小規模プロセッサによる超並列構成をモデルとし、それに特定のデータベース検索を負荷としてかけた時のシステム挙動につき、定量的に検討した。
1.実験モデル 現有のN-Cube社の超並列コンピュータにデータベース検索適用した場合を主要な実験モデルとした。これは最大4,096プロセッサを超立方体結線で結合できるMIMD方式の機械であり、現有機は16プロセッサを実装した小規模なものである。
2.数理モデル 現有機が小規模である関係から、そのプロセッサ間通信遅延などの基礎データを採取し、より大規模構成を採った場合のシミュレーションを可能とする数理モデルを構築した。
3.シミュレーション 上記の環境でデータベース検索を行った場合のデータアクセス時間、Tree検索時間、プロセッサ間通信オーバヘットなどをシミュレーションモデルにより導いた。予想されたように、超並列機をデータベースに適用する場合の問題はプロセッサ間通信オーバヘッドであり、それをいかに回避したデータベース検索アルゴリズムを開発するかが、MIMDにより高速化のカギであることを確認した。
現在は超並列計算に適合したデータベース・アルゴリズム開発に力を注ぐとともに、プロトタイプマシンの設計、アルゴリズムの実装を行っている。また研究成果に公開にむけて準備を進めている。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 片山 紀生.安達 淳 橋爪 宏達: "多重化されたB+Treeインデクスに関する考察" 電子情報通信学会春季大会講演論文集. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2017-10-06  

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