研究課題/領域番号 |
04650468
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水工学
|
研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
上原 忠保 東北学院大学, 工学部, 教授 (80048818)
|
研究期間 (年度) |
1992 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 蒲生ラグーン / 干潟 / 底質 / かたさ / コーンペネトロメータ / 底生生物 / 底面の変形 / バイオターベーション / ラグーン / 底面のかたさ / 底面支持力 / 間隙比 / 底面地形の変動 / 光電式砂面計 |
研究概要 |
1 干潟底面のかたさは貫入試験器の先端を直径6cmの円盤に替え、表面から3cm沈む間の最大支持力で表現した。 2 干潟上に8定点を設定し、18回の測定を行ったところ、支持力は、最大1.64kg/cm^2、最小最大0.21kg/cm^2の範囲で時間的に変化しており、測点によって支持力は異なった。 3 支持力の変化の様相は2つに分類できた。1つは位置が主流に近く干潟の中央部に近い測点で、高さが高く、底質が砂質系になっている7つの測点がこれに属する。また、もうひとつは、位置が主流から外れ、干潟の縁にある測点で、底質が砂泥質になっている1測点である。 4 砂質系の測点では、支持力は大きく、変動が激しく、かつ夏期に大きくなった。一方、砂泥質の測点では、支持力は小さく、変動が小さく、かつ冬期に大きくなった。 5 干潟底面が露出した状態のときの方が、水没したときより、支持力は大きい傾向があった。 6 干潟底面の底質は鉛直方向に変化しており、季節的にも変化した。底生生物の存在により支持力が低下する場合と影響が少ない場合があった。
|