研究課題/領域番号 |
04650488
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 九州東海大学 |
研究代表者 |
渡辺 千賀恵 九州東海大学, 工学部, 教授 (90029330)
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研究分担者 |
溝上 章志 九州東海大学, 工学部, 助教授 (20135403)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 福祉交通 / 福祉バス / 乗合バス / バス赤字 / バス離れ / バス / 赤字 |
研究概要 |
わが国における福祉バスの導入は1980年頃から急増し、今では公共福祉施設の72%が保有している。高齢社会が目前に控えている現在、これは時宜を得た趨勢であろう。しかし福祉バスは、1運行につき数人しか乗車していないという、効率上の問題を抱えている。運行コストを賄えるだけの財源的基盤が弱い実状を考えると、福祉バスにも有料の乗合形態(=乗合福祉バス)を検討すべきであろうと思われる。 当面、乗合福祉バスには2つのタイプが考えられる。これら2タイプについて、公共補助なしで採算のとれる“採算運賃"を数式化すると表-1のようになる。大都市を想定して、路線長L(km)、運行回数F(便/日)、利用者数P(人/日)に具体的数値を代入すると、表-2のようになる。A型を採ればB型の1/3以下の運賃にすることができる。ただしA型の場合でもなお、運賃をかなり高く設定せねばならない。乗合福祉バスを福祉施策として位置づけるのなら、福祉行政分野からの何らかの支援(例:回数券配付)が必要であると思われる。
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