研究課題/領域番号 |
04650554
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築計画・都市計画
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
松本 直司 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (40142442)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1992年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 街路景観 / 街路空間 / 乱雑性 / 整然性 / 魅力度 / 面的要素 / 乱雑・整然性 / 乱雑・整然要素 / 魅力上昇・低下要素 / 街路機能 / 乱雑・整然要因 / 物的条件の数量化 / 乱雑・整然性の予測 / 魅力型 / 個人差 / 嗜好型 |
研究概要 |
本研究の実績は次の通りである。 1.乱雑性と整然性は被験者において共通で、魅力度は、評価における被験者の個人差が大きく、複数の評価傾向が存在することが分かった。 2.乱雑性と整然性はほぼ相反する意味を持つ。 3.乱雑性が高まると、魅力度の評価傾向に個人差が生じ、繁華街など乱雑性が極端に高い街路で、個人差は顕著に表れる。 4.魅力度の評価傾向には、街路景観の乱雑・整然性や街路の機能的類型との関連により、4嗜好型が認められた。 5.乱雑性は、「樹木量」「基本形態の明確さ」「色数」「視界遮蔽量」「放置物量」「側面凹凸量」を示す6物的変数、整然性は、これから「色数」を除く5物的変数で予想可能である。 6.モデル実験の結果、立体的要素の中の線的要素の高さ、幅、配置、また建物の高さ、建物の幅、道路の幅により乱雑・整然性および魅力度は予測される。
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