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旧琉球王国首里王城祭祀・久高島祭祀の祭場についての空間論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04650574
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 建築史・建築意匠
研究機関京都大学

研究代表者

伊従 勉  京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 助教授 (00151689)

研究期間 (年度) 1992 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード琉球王国 / 年中祭祀 / 儀礼 / 首里城 / 久高島 / 殿(トウン) / 神アサギ / 天幕 / 祭場 / 御嶽(ウタキ) / 殿 / 御嶽
研究概要

「平成6年度交付申請書」に記した「研究実施計画」の項目順に報告する。
1)首里城祭祀資料の研究:琉球王国首里王城祭祀史料の解読・分析、既往研究の検討作業は現在進行中であるが、本年度中には完了できない。写真・図像資料の複写については、所蔵機関によっては、原版未整理につき着手できていない。現在準備中の論文に添付の必要のあるものから複写を行なった。
2)久高島年中祭祀調査:「申請書」に計画した旧暦6、9月行事調査のうち前者の調査を行なった。後者は、祭祀司祭が不在のため、儀礼の変容が顕著で調査の意義が少ないと判断し、過去の調査記録で代用することとした。また、平成4年度に行なった旧8月行事の未見部分を補足調査した。こうして3箇年で農漁事暦祭祀の概略についての参与観察を終了した。
3)戦前の久高島年中祭祀祭場の写真を各方面に照会し、収集した。また、戦前に島を訪れた調査者に面談し、戦前の祭場の様子を復元する参考とした。
4)収集済みの図絵・写真資料の電算機入力は、記憶装置(MOデイスク)の世界規格変更の予定(1995年度中)があるため、装置購入(科研費外予算)を中止し従来通りの保存に変更した。
5)研究論文執筆:別記(研究発表)2編の論文を執筆。さらに1編を執筆中。
久高島の年中行事の祭場についての論文執筆が、未だ完了していない(執筆中の1編を加え、合計2編の予定)ため、首里城の祭場についての論文執筆に取り掛かっていない。平成7年度中に、後者の論文を学会誌もしくは機関誌に投稿予定である。そのため、久高島と首里城の両者の祭場研究として申請した本研究の報告書の提出は、1年延期する。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] "「方法としての沖縄:南島論の脱構築へ向けて」" 雑誌『建築思潮』. 3. 192-206 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] "「祭場の赤い天蓋と白い天幕:沖縄久高島の年中祭祀祭場に見る琉球王国祭祀祭場舗設の影」" 国際日本文化研究センター研究紀要『日本研究』. 12. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 伊従 勉: "聖なる島への国家的視覚の形成-琉球王国御新下り儀礼に見る久高島の意味" 人間・環境学(京都大学人間・環境学研究科紀要). 2. 23-55 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 伊従 勉: "聖なる島への国家的視覚の形成-琉球王国御新下り儀礼に見る久高島の意味-" 京都大学人間・環境学研究科紀要『人間・環境学』. 2. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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