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DNAフィンガープリンティングによる果樹品種識別のための新手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 04660038
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 園芸・造園学
研究機関明治大学

研究代表者

秋濱 友也  明治大学, 農学部, 教授 (90167841)

研究分担者 AKIHAMA Tomoya  Meiji University, Faculty of Agriculture Professor (90167841)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードDNAフィンガープリント / RFLPs / 品種識別 / カンキツ / PCR / ミニサテライト / Citrus / DNA分析 / RELP / フィンガープリンティング / 品種分類
研究概要

著しい数のカンキツ裁培品種を識別するひとつの指標としてミニサテライト配列に注目し、その多型性を調べることとした。
これまでに、ヒト、マウス、ウシ、ファージの中から,M13ファージのプロテインIII遺伝子中に存在する反復配列と相同性の高い配列がカンキツDNAに多コピー存在することがわかってきた。さらに、近年、識別の研究に頻繁に利用されるRAPD法と同様に反復単位をプライマーとしたPCR増幅を行い、その産物の多型性からも、品種レベルの識別が可能であることがわかった。これらの産物は、カンキツ自体の多型性の高い反復配列を含んでいることが期待できたので、クローニングを行い、Reverse Genomic Hybridizationを行ったところ、反復度の高いクローンの中から、DNAフィンガープリントに適した、ミニサテライト様のバンディングパターンを示すものが3種類得られた。これらは、カンキツDNA自体から得られた識別に有効なクローンであり再現性が高く、情報量の多いクローンであった。
以上の結果より、本研究のストラテジーは他の生物とくに、果樹のようなDNAレベルの情報が少ないものについては、汎用性の高い、有効な手法であることが示された。

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] T.MATSUYAMA et.al.: "DNA fingerprint in Citrus cultivars." TECHNIQUES ON GENE DIAGNOSIS AND BREEDING IN FRUIT TREES. 26-30 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 松山知樹ら: "DNAレベルでのカンキツ栽培品種の識別" DNA多型研究の新しい展開. 156-160 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] T.MATSUYAMA et.al.: "DNA fingerprint in Citrus cultivars." TECHNIQUES ON GENE DIAGNOSIS AND BREEDING IN FRUIT TREES. 26-30 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 松山知樹ら: "DNAレベルでのカンキツ栽培品種の識別" DNA多型研究の新しい展開. 1. 156-160 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Matsuyama,T.,Motohashi.R.and Akihama,T.: "DNA Fingerprinting in Citrus cultivars" Japan,J.Breed.Vol.42. 155-159 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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