研究課題/領域番号 |
04660256
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業土木
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
戒能 治 愛媛大学, 農学部, 講師 (30112254)
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研究分担者 |
吉武 美孝 愛媛大学, 農学部, 助教授 (20033326)
大橋 行三 愛媛大学, 農学部, 教授 (10036296)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 有機物汚染 / 水質 / 溶存酸素 / 貧酸素化水塊 / 潮流 / 海水温度 / 底質 / 酸化還元電位 / 酸素消費量 / 溶存酸素濃度 / 海水の貧酸素化 / 魚類養殖 |
研究概要 |
閉鎖性内湾の魚類養殖水域に発生する突発的貧酸素水塊の発生原因の解明とその移動および拡散機構の解明を行った。 研究は魚類養殖水域の現地調査、およびその底質の酸素消費量に関する実験や、温度等に対する特性試験を行い、それぞれの関係を求めた。すなわち、 1)底質による酸素消費実験を行い、底質Ehと酸素消費量の関係を反応温度毎に求めた。また、同時にその酸化速度、Ehの上昇速度も求めた。 2)嫌気的条件下での底質Ehの還元収束値と温度との関係およびその低下速度も求めた。 3)底質の有機物汚染物質の相違によるEhの温度との関係を求めた。 4)底質Ehの低下値とTNとの関係を求めた。 5)現地において、底層海水のDOと底質Ehとの関係を調べた 6)現地において、底層海水温度と底質Ehととの関係を求めた。 7)魚類筏下の流速分布を調べ、潮位差の大きさ毎の流速の鉛直分布特性、および底質Ehの状態との関連を調べた。 8)湾口での流速の鉛直分布を測定し、潮位差が異なるとき毎の相違や、湾内養殖水域での流速との関係を調べた。 以上の結果から、温度、DO、流速をパラメータとして、底質のEhおよび海水のDO濃度の変化を求める予測モデルを提案した。
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