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鶏の主要組織適合遺伝子に関する分子遺伝学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04660293
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 畜産学
研究機関広島大学

研究代表者

山本 義雄  広島大学, 生物生産学部, 教授 (10032103)

研究分担者 西堀 正英  広島大学, 生物生産学部, 助手 (80237718)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード主要組織適合複合体 / B座位 / RFLP / 免疫応答 / 抗病性 / 分子遺伝学 / 免疫遺伝学
研究概要

鶏の主要組織適合複合体であるB座位を構成するF,L,Gの3領域の遺伝子について、その構造をDNAレベルで分析し、免疫能力並びに抗病性との関連性について検討した。試料のDNAは赤血球から抽出し、制限酵素で切断したのち、今回購入したミニチラーで冷却しながら電気泳動し、サザンハイブリダイゼーションにより、RFLP分析を行なった。以下に結果をまとめると:
1.G領域に対するRFLPの標準パターンの作成。
(1)制限酵素として、EcoRI,PvuII,HindIIIを使用するこにより血清学的にB座位がホモである12系統から得た8種のハプロタイプを織別することが出来た。
(2)上記の他にB座位がヘテロである7種のハプロタイプを混合してRFLP分析するこにより、合計21本のバンドが検出され、各バンドの大きさを推定することにより、血清学的に同定されたハプロタイプに対する標準パターンを作成した。
2.G領域が同一でF領域のRFLPパターンの異なる個体を用いた免疫能力並びに抗病性との関連性。
(1)G領域がB^<21>ホモでF領域のRFLPパターンの異なる個体をもちいた場合、抗体産生能及び植片対宿主反応能とF領域のRFLPパターンの関連性については例数が少なく一定の傾向が見られなかった。今後は、例数を増やして検討する必要がある。
(2)抗病性との関連性については、マレック病ウイルス接種試験により、発症した個体と末発症の個体のDNAをEcoRI,とHindIIIを用いて消化したRFLPパターンを比較した結果、特定のバンドの出現頻度に差が見られF領域との関連性が示唆されたが、今回の結果ではG領域が同一の例数が少なかったため、今回の結果でF領域が明らかになった系統を用いて更に検討する必要がある。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 西堀 正英: "鶏の主要組織適合座位に関する研究" 日本家禽学会誌(秋季大会号). 29. 2 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 山本 哲雄: "在来鶏の系統分化に関する研究" 日本家禽学会誌(秋季大会号). 29. 1 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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