研究課題/領域番号 |
04670035
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経解剖学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
門田 朋子 千葉大学, 医学部, 助教授 (00089864)
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研究分担者 |
外山 芳郎 千葉大学, 医学部, 講師 (70009637)
溝手 宗昭 帝京技術科学大学, 情報工学, 教授 (70009645)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 神経伝達物質トランスポーター / オリゴペプチド / ドーパミン・トランスポーター / PC12細胞 / モノクローン抗体 / 免疫組織化学 / シナプス / シナプス小胞 / シナプトファイシン / 細胞骨格 / 免疫細胞化学 / シナプス小胞膜蛋白 / シナプス後部濃物質 / 免疫電顕 |
研究概要 |
1.神経伝達物質トランスポーター蛋白のオリゴペプチド作製および抗-ペプチド抗体作製 神経伝達物質トランスポーターはシナプス間隙に放出された伝達物質を神経終末内へ再取り込みすることによりシナプス伝達終息に働く重要なシナプス関連蛋白質である。cDNAクローニングにより多くの伝達物質トランスポーターのcDNA配列およびアミノ酸配列が決定されている。これを利用して本研究ではドーパミン・トランスポーター、セロトニン・トランスポーター、グルタミン酸トランスポーターなどの特異的オリゴペプチドを各々作製した。次いでこれらを抗原としてインビトロ法で各々のモノクローン抗体を作製し、その特異性をイムノブロット法、免疫組織化学法などで検討した。 2.神経細胞分化時におけるドーパミン・トランスポーターの発現 上記課題について検索するため、PC12細胞(h株)を培養し、NGF添加して分化せしめ、この際のドーパミン・トランスポーター(DAT)の発現と局在の変化を免疫組織化学法によって追跡した。NGF添加後5時間で細胞体ゴルジ野にDAT発現が強陽性に認められた。次いで陽性の小顆粒の存在および細胞膜表面に限局性の陽性スポットが認められた。反応陽性の細胞膜部分は次いで神経突起として伸長し、その先端の成長円錐表面には強い陽性反応が常に認められた。また伸長中の神経突起中には免疫反応陽性の小顆粒の存在が見出された。以上の成績より、DAT は分化初期に急激にその産生が増強され、神経突起伸長の初期からその成長円錐表面膜に組み込まれていること、さらに突起伸長に伴って細胞体からのDAT 蛋白の輸送が盛んに行われていることが明らかとなった。
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