研究課題/領域番号 |
04670164
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 香川医科大学 |
研究代表者 |
市川 佳幸 香川医科大学, 医学部, 教授 (60028355)
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研究分担者 |
三浦 成敏 香川医科大学, 医学部, 助手 (70190585)
松尾 義則 香川医科大学, 医学部, 助手 (80219401)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | シトクロムP-450 / レチノイン酸 / モノオキシゲナーゼ / 酸化還元酵素 / ヘム酵素 / 膜蛋白質 / ビタミンA / 脂溶性ビタミン |
研究概要 |
レチノイドの高等動物の肝臓における代謝酵素はこれまでアルコール脱水素酵素、アルデビド脱水素酵素、アルデビド酵化素並びにキサンチン脱水素酵素等の報告があるが、レチナールから形成されるレチノイン酸はミクロソームのシトクロムP-450依存性モノオキシゲナーゼ系によることを証明した。その根拠はCOによる阻害と光照射による酵素活性の回復、しかも作用スペクトルの吸収極大値が450nmにあること、シトクロムP-450依存性モノオキシゲナーゼ系による分子状^<18>O_2レチノイシ酸への導入実験、及びH_2^<18>Oの^<18>Oはレチノイン酸に添加されないこと、またNADPH-シトクロムP-450還元酵素坑体による阻害等による実験結果に基づいてである。我々は更に生理活性物質として注目されているレチノイン酸の合成酵素(シトクロムP-450_<RA>)の酵素化学的特性を確立するための研究を行なった。肝ミクロソームには約50種のシトクロムP-450のアイソザイムが局在するが、ミクロソームにおけるレチノイン酸生合成がシトクロムP-450アイソザイムのどのP-450アイソザイムによるかを予測するために各種シトクロムP-450誘導剤の影響を調べた。即ちフェノバルビタール、アルコール、β-ナフトフラボン、3-メチルコランスレン並びにクロトリオール等を使用した。フェノバルビタールよりレチノイン酸合成活性が誘導され、アクチノマイシン Dにより阻害された。その結果、シトクロムP-450アイソザイムはII型のファミリーであると思われた。現在、フェノバルビタール誘導ウサギ肝ミクロソームよりレチノイン酸合成酵素(シトクロムP-450)の精製を進めている。
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