| 研究概要 |
5D-4モノクローナル抗体は、膵ラ氏島と反応する厳密に言うとラ氏島にある30kDa,50kDa抗原(タンパク)を認識する。Aspc-1膵癌株から30kDa抗原を、電気泳動,HPLCにより抽出,精製した。精製抗原をABI社製のペプチドシークエンサーにかけて、アミノ酸配列を決めようとした。N末の10ケのアミノ酸配列と、途中のアミノ酸15ケが配列決定された。これから、合成塩基を得て、プライマーとして使用した。このプライマーとAspc-1由来mRNAを用いてRT-PCRを施行した。わずかにシグナルが認められた。今後、この増幅したバンドからDNAシークエンサーにより塩基配列を決定する予定である。
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