研究課題/領域番号 |
04670265
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学
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研究機関 | (財)東京都臨床医学総合研究所 |
研究代表者 |
三木 俊明 (1993) (財)東京都臨床医学総合研究所, 炎症研究部門, 研究員 (10239204)
柿沼 カツ子 (1992) (財)東京都臨床医学総合研究所, 炎症研究部門, 研究員 (30109946)
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研究分担者 |
吉田ルシア 幸子 (吉田 ルシア 幸子) 財団法人東京都臨床医学総合研究所, 炎症研究部門, 研究員 (20240327)
藤井 博匡 財団法人東京都臨床医学総合研究所, 炎症研究部門, 研究員 (70209013)
兼田 瑞穂 (財)東京都臨床医学総合研, 炎症研究部, 研究員 (50113494)
三木 俊明 (財)東京都臨床医学総合研, 炎症研究部, 研究員 (10239204)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1992年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 好中球 / 活性酸素 / CGD / 慢性肉芽腫症 / シトクロムb-558 / フラビン / スーパーオキシド / 白血球 / NADpH酸化酵素系 / ESR / 感染防御 |
研究概要 |
白血球(好中球などの食細胞)は、貪食に伴って急激に酸素を消費する。この消費した酸素はスーパーオキシド(O_2)に変えられて殺菌作用に利用される。このO_2生成系は細胞膜に局在する因子(b型ヘムとFAD)と細胞質因子(p47,p67,低分子G-蛋白質)で構成される。好中球を刺激すると、これらの細胞質因子が会合し、膜因子に結合してNADPHを基質としてO_2を生成し、膜外へ遊離する。我々は、この膜系の電子伝達因子の基礎研究(I)を行うと共に、O_2生成系の異常症の研究(II)を行った。 1.この膜因子の中で重要な役割を担っているシトクロムb-558のヘム鉄の性質を明らかにするために、電子スピン共鳴(ESR)のシグナルを測定した。その結果、ミクロソームのシトクロムbとは異なるg値=3.2の特有な低スピン型ヘム鉄であることを明らかにした。一方、膜成分中、フラビンとしてFADが関与し、FMNは殆んど存在しないこと、細胞質因子はFAD蛋白質ではなく、活性化に関与する因子であることなどを明らかにした。 II.我々は、今日まで東京及び近県の国公立病院より、重症感染症患者の好中球機能検査を依頼され、かなりの高率で好中球のO_2生成異常症(慢性肉芽腫症,Chronic granulomatous disease:CGD)の患者を発見してきた。これらのCGD患者は、O_2生成機能欠損という同一の表現型でも、遺伝的には複数のタイプが存在する。現在遺伝子解析中である。
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