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混合溶剤によるn-ヘキサンの神経毒性増強機序に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04670311
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 衛生学
研究機関大分医科大学

研究代表者

青木 一雄  大分医科大学, 医学部, 助手 (60201282)

研究分担者 後藤 俊夫  大分医科大学, 医学部, 助手 (90225657)
島岡 章  大分医科大学, 医学部, 助手 (40136792)
三角 順一  大分医科大学, 医学部, 教授 (40109658)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1992年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード25ヘキサンジオン / メチルエチルケトン / キャリア蛋白 / 相互作用 / 膜平衡法
研究概要

n-ヘキサンの主要代謝物2、5-ヘキサンジオン(25HD)の血中キャリア蛋白の存在を明らかにすることによりMEKによる25HDの神経毒性機構を明らかにすることを目的とした。 25HDの血液中の蛋白との結合を検討するために半透膜を使用して平衡到達時間を測定した。標本数は各々10例とする。振とう時間30分、1,2,4,6時間とし、37℃の恒温槽に25HDを10μg/1と50μg/1の濃度にしたものを振とう、原槽と両側の槽が同一になる時間を測定したところ4時間で平衡に達することがわかった。
この膜平衡法を用い、25HD単独で37℃恒温槽にて24時間振とうしたが、両周辺槽の25HD濃度の減少がないことから25HDと血清蛋白との結合はみられないかあるいは極小であることが示唆された。
次に、全血と25HDとの相互作用を見るために両者を混合して37℃、5時間反応させた時の分離槽の25HD濃度にも減少はみられず血球成分との結合も見られないことがわかった。
また、メチルエチルケトンと25HDとの混合によっても25HD濃度の増加は認められず相互作用はないものと考えられた。
この研究成果については平成5年10月の公衆衛生学会において発表予定である。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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