研究課題/領域番号 |
04670325
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公衆衛生学
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研究機関 | 玉川大学 (1993-1994) 東京大学 (1992) |
研究代表者 |
岡島 佳樹 玉川大学, 文学部, 講師 (90194349)
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研究分担者 |
東郷 正美 東京大学, 教育学部, 教授 (70041283)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 老化 / 時系列解析 / 月次測定 / 体重 / 血圧 / 波動 / 自己回帰式 / 季節変動 / DECOMP / 月次測走 / 周期性 / 自己回帰(AR)式 |
研究概要 |
29歳から65歳まで約36年間にわたり、毎月測定した体重や血圧のデータを時系列解析のX-11で分析した。長期的変動を示す傾向成分では、加齢とともに大きな波動を繰り返していくことがわかった。そこでその波動をスペクトル解析を行い、周期性を検討した。その結果、体重で20カ月など1年以上の長い周期が観察された。このような周期は、原データをスペクトル解析しても観測され、更に他の被検者でも観測されていることより、体重は1年以上の周期で波動しながら変化していくのではないかと思われた。 さらに、同じデータを統計数理研究所で開発されたDECOMPという時系列解析プログラムで解析を試みた。その結果、若い年齢では体重と収縮期血圧は4次の自己回帰式が最もよくあてはまったが、高齢になると自己回帰の次数が1次あるいは2次の式が最もよくあてはまった。若い年齢ではある月の値はその4カ月前までの値により説明されるが、高齢になるにつれ、1、2カ月前の値で説明されることになり、高齢になると数カ月前の値よりは、それ以外の要因が影響してくるのではないかと思われた。 また、体温、血液(赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット)の月次データも、X-11で解析した。その結果、体温や血液は、加齢による大きな値の変化は見られなかったが、やはり傾向成分は1年以上の長い周期の波動を持って変動していることがうかがえた。 ヘモグロビンやヘマトクリットでは冬に高く、夏に低い季節変動がみられた。体重や血圧、体温の季節変動は、同じ個人内でも年齢により変化していた。例えば、体重では若い時は夏に高い値を示し、高齢になるにつれ、冬に高い値を示したり、血圧も年齢によっては必ずしも冬に高いわけではない傾向もみられた。
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