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運動習慣の生命延長に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04670331
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学
研究機関鳥取大学

研究代表者

能勢 隆之  鳥取大学, 医学部, 教授 (10032195)

研究分担者 岩井 伸夫  鳥取大学, 医学部, 助手 (80191906)
黒沢 洋一  鳥取大学, 医学部, 講師 (50161790)
大城 等  鳥取大学, 医学部, 助教授 (40160486)
飯塚 舜介  鳥取大学, 医学部, 講師 (50108817)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード運動習慣 / 血圧 / 血清コレステロール / 血清GOT / 血清GPT / 死亡率 / 心電図RR間隔変動係数 / 生命延長 / 老化指標
研究概要

我々は運動習慣,血圧,血清総コレステロール濃度,血清GOT・GPT異常と死亡率との関連を調査するために,鳥取県の一健康増進センターにて健康診断を受診した中高年の男女6440人のコホートと,その後の11.8年の死亡の追跡のデータを用いたコホート研究を行った。単変量解析として,各変数のカテゴリーごとに標準化率比が計算された。そして多変量解析として,baselineにおける年齢,性,運動習慣,血圧,body mass index,%肺活量,血清総コレステロール濃度,血清GOT・GPT異常を独立変数として,Coxの比例ハザードモデルによりハザード比が計算された。その結果,年齢と性の因子の他に,高血圧,低血清総コレステロール濃度,血清GOT・GPT異常が総死亡のリスクを上昇させるのに寄与していることが認められた。さらに,高血圧は循環器疾患死亡,特に男性の脳出血と脳梗塞,女性の心疾患死亡のリスクの上昇と関連し,血清GOT,GPT異常は肝障害,肝癌,脳出血死亡のリスクの上昇と関連していた。運動習慣は悪性新生物死亡のリスクの低下と境界的有意性をもって関連していたので,それが,運動習慣を有する男性の総死亡率が低値を示したことの理由を示唆するものと思われた。

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 岩井伸夫: "運動習慣,血清コレステロール,血清GOT・GPTと死亡率11.8年のコホート研究による評価" 米子医学雑誌. 44. 320-328 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Nobuo Iwai et al: "Physical exercise, serum total cholesterol, serum GOP and GPT, and mortality : an evaluation by a cohort tudy of 11.8 year follow-up" J Yonago Med ASS. 44. 320-328 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岩井 伸夫: "運動習慣,血清コレステロール,血清GOT・GPTと死亡率11.8年のコホート研究による評価" 米子医学雑誌. 44. 321-328 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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