研究課題/領域番号 |
04670487
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
梶 龍兒 京都大学, 医学部, 講師 (00214304)
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研究分担者 |
長峯 隆 京都大学, 医学部, 助手 (10231490)
木村 淳 京都大学, 医学部, 教授 (10204976)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1992年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 単一神経 / Na-Ca Exchanger / Na-Kポンプ / Kチャンネル / 伝導ブロック / 血液神経関門 / Multifocal Motor Neuropathy / 抗GM_1抗体 / Kチャネル / 抗GM1抗体 / 単一神経線維 / 虚血 / 神経細胞死 |
研究概要 |
神経細胞死のメカニズムとその予防的手段の開発のため前年度までに単一神経線維での神経伝導を指標とするモデルを作成した。初年度は血管紹さつによる阻血を一匹のラットで数本の神経につくることに成功し、平成5年度にNa-Ca Exchange阻害剤であるbepridil(0.1M)を0.04〜0.08ml阻血部に滴下する実験を開始した。伝導が停止するまでの時間を計測したところ、コントロール(生食)滴下群(n=21)では22.8I4.1(mISD)秒bepridil滴下群(n=14)で21.1I5.2秒であった。平均値では差が出たものの、SDが大きく、有意差は得られなかった。以上の陰性所見の外に、末梢神経で持続的に伝導ブロックされる筋萎縮症を呈するMultifocal Motor Neuropathyで、局所的に血液神経関門が破壊されていることを見出し(Kaji et al 1994.Muscle Nerve)本疾患で特徴的に上昇している抗GM_1抗体が神経伝導に与える影響を本研究で開発したモデル(血液神経関門が元来ない神経根を用いている)で検討した。Na-Kポンプ阻害剤とKチャンネル阻害剤を併用することにより、単一神経での伝導ブロックを効率良く正常化できることも、このモデルで見出された。
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