研究課題/領域番号 |
04670670
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
東 和義 広島大学, 医学部・附属病院, 講師 (50127601)
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研究分担者 |
粟井 和夫 広島大学, 医学部・附属病院, 医員
辻 修一 広島大学, 医学部・附属病院, 助手 (30217301)
梶間 敏男 広島大学, 医学部, 助手 (00224410)
伊藤 勝陽 広島大学, 医学部, 教授 (20034035)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1992年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
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キーワード | 脳虚血 / 拡散強調画像 / エコープラナー法 / 拡散異方性 / 拡散強調像 |
研究概要 |
動物実験用磁気共鳴装置(2.0テスラ)を用いてmotion-probing-gradient(MPG)を印加したエコープラナー法による拡散強調画像を撮像し,みかけの拡散係数(apparent diffusion coefficient:ADC)を算出した。この方法により,正常脳および脳内主幹動脈をシリコン円柱で閉塞したWistar Ratの局所的虚血脳における拡散能の経時的変化を観察した。 〈結果〉 1、虚血巣を閉塞後1時間の時期に検出することができた。 2、脳組織の水のADCは自由水に比べrestricted diffusionの結果、低値を示した。 3、正常深部白質において異方性拡散が観察されたが,これはエミリン鞘の存在によると思われた。 4、虚血脳におけるADCの低下は閉塞後1〜3時間に急激におこり,24-48時間まで緩徐に低下がつづいた。閉塞後24-48時間には,深部白質の拡散異方性は完全に消失した。
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