研究課題/領域番号 |
04670688
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
飯島 浩一 秋田大学, 医学部・解剖学第二講座, 教授 (60013885)
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研究分担者 |
佐藤 充 秋田大学, 医学部・解剖学第二講座, 助手 (60226008)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | immunocytochemistry / coexistence / noradrenaline / tyrosine-hydroxylase / 5-HT / colchicine / glutamic acid decarboxylase / alternate sections |
研究概要 |
ウイスターラットの青斑核で tyrosine hydroxylase(TH)とγ-aminobutyric acid(GABA)の共存性を4シリーズの6μm cryostat連続切片をZamboniの固定の上、交互にPAP法で免疫染色して、隣接切片を比較検討した(240pairs)。統計処理はtー検定によった。(1)総THergic neurons数と(2)総GABAergic neurons数との間に有意の差はなかった。これは単一の細胞群がnoradrenaline(NA)とGABAを含むことを意味する。グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD-LI)をABC法により、あらかじめ側脳室にcolchicine(100μg、48hr)を注入してからZamboni固定を施した群について検討した。GAD-LIはTH-LIとの交互切片からは32%(433/1367)の比で確認された。GADのGABAに対する比率は(433/1321)で低いがこの値は他の脳領域で得た値に似ており、むしろ、technical limitationsと思われる。 GADで標識された細胞は類似の形態を示すものが1群をなす傾向を有し、全体としては三次元的網工を呈することが判明した。このGAD性の網工(network)は青斑核の背側部(dorsal division)に発達する傾向を示した。またGADmRNAの検出のためのin situ hybridizationのFITC螢光はGADよりも広くかつ多数の標識細胞が青斑核内分布を示したがTHmRNAよりも乏しかった。THmRNAとGADmRNAを現在は免疫螢光法により、青斑核の個々の神経細胞で共存するか否かを検討中である。 なお、本研究は日本組織細胞化学会の公的機関誌であるActa Histochem.Cytochem.26巻3号(1993)8月号に掲載の予定である。
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