研究課題/領域番号 |
04670858
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
根来 眞 (根来 真) 名古屋大学, 医学部, 助手 (90115618)
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研究分担者 |
高橋 郁夫 名古屋大学, 医学部, 医員
福田 敏夫 (福田 敏男) 名古屋大学, 医学部, 教授 (70156785)
中林 規容 名古屋大学, 医学部, 医員
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | マイクロマシン / 能動カテーテル / ICPF / シュミレーター / 血管内治療 / カテーテル / 形状記憶合金 |
研究概要 |
本研究は最近工業分野で注目されているマイクロマシン技術を医学上に応用し、現在直面している血管内治療の問題点を解決しようとするものであり、今回の研究ではマイクロマシン技術を血管内カテーテルの誘導に利用しうるかをin Vitroモデルを用いて検索し、次いでin Vivoモデルとしての犬血管内においても同様の検索を行い、ひいては人体への応用を検討した。 in Vitro下の実験として、外部駆動型のカテーテルをマイクロマシンの技術を用いて試作した。これは5フレンチサイズのカテーテルの壁に50μの形状記憶合金ワイヤーを通し外部からの電気加熱によりカテーテルを屈曲させることに成功した。ワイヤーを複数個使うことにより多次元的に屈曲させうることが判明した。 さらにこれをin Vitroモデル下に使用するためin Vitroシュミレーターを開発した。これは、血流ポンプを用いたin Vitroシュミレーターであり、これに脳動脈瘤及び脳動静脈奇形のモデルを装着し、in Vitroモデルとし、上記カテーテルの試用を行った。 次いで犬を用いたin Vivoモデルの下で能動カテーテルの試用を行ったが、形状記憶合金から発生する熱の影響が無視できないことが判明したので、高分子電解膜であるICPFを用いた能動ガイドワイヤーを作成し同様の実験を行い、カテーテルの誘導に成功した。
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