研究課題/領域番号 |
04670995
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
丹羽 憲司 (1994) 岐阜大学, 医学部・附属病院, 助手 (80218247)
森 秀弘 (1992-1993) 岐阜大学, 医学部・附属病院, 講師 (50190997)
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研究分担者 |
玉舎 輝彦 岐阜大学, 医学部, 教授 (70079870)
操 良 岐阜大学, 医学部・附属病院, 助手 (40262761)
丹羽 憲司 岐阜大学, 医学部・附属病院, 助手 (80218247)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | DNAトポイソメラーゼ / mRNA / RT-PCR / 培養細胞 / camptothecin / 抗腫瘍効果 / サイトカイン / 抗癌化学療法 / DNA topoisomerase / camptotecin / CPT-11 / cell lines / ギャップ・ジャンクション / paclitaxel / コネキシン43 / 化学療法 / 婦人科癌 |
研究概要 |
近年、核に存在するDNA Topoisomerase(Topo-I,II)が抗癌剤の重要な標的酵素であることが明らかとなってきた。1980年代半ばより、Topoに作用する新しい抗癌剤の開発が活発に行われてきた。日本ではTopo-I阻害剤である camptothecin(CPT)の新規誘導体であるCPT-11が開発され、その効果的な併用療法を見出すために以下の実験を施行し、各結果を得た。 1)Topo-I,Topo-II阻害剤と各種サイトカインの併用効果をin vitroで検討した。その結果、Topo-I阻害剤の抗腫瘍効果は、TNFやINF-γの併用により増強された。Topo-II阻害剤でも同様の傾向が得られた。 2)各種培養細胞でTopoの発現とそれらの阻害剤に対する感受性との相関を検討した。その結果、Topo-I,Topo-IIの発現が強いcell lines程、Topo-I,Topo-II阻害剤に対する感受性が高い傾向が認めた。 3)各種婦人科癌細胞株におけるTopo-I mRNA発現量をRT-PCR法による半定量解析で検討し、Topo-I阻害剤に対する各種細胞株の細胞毒性と比較した。その結果、Topo-I mRNAの発現量と細胞毒性は正の相関を示した。そのため、このRT-PCR法はTopo-I阻害剤に感受性を示す臨床症例を選別するために、ごく少量の臨床材料にも応用可能であることが示唆された。
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