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原田病の分子免疫学的研究(原田病特異抗原の発現、解析と原田病患者MHCの解析)

研究課題

研究課題/領域番号 04671063
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関秋田大学

研究代表者

山木 邦比古  秋田大学, 医学部, 講師 (20125751)

研究分担者 中村 敏  秋田大学, 医学部, 医員
菅原 由美  秋田大学, 医学部, 医員
近藤 功  秋田大学, 医学部, 助手 (50234927)
研究期間 (年度) 1989 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード原田病特異抗原 / モレキュラークローニング / 発現 / 蛋白の局在 / 原田病特異的MHC
研究概要

昨年度(1990〜1991年)に「原田病の分子免疫学的研究」で科学研究費の交付を受け、原田病を惹起する抗原の決定と、クローニングを行う事とした。本年度の科研費ではクローニングした抗原の発現とその二次構造、物理化学的特徴、生理的機能を解析することとした。又原田病を惹起することのできる蛋白質のどの部分(ペプタイド)に原田病を惹起する能力があるのかを同定することとした。
すでに原田病を惹起すると考えられる蛋白質のクローニングはほぼ終了し、現在、この蛋白質を大腸菌の発現ベクター(PR1T2T,PKK233-2)に組み込み発現させた蛋白質で物理化学的機能の解析を行っている。ヌクローニングされた蛋白質のどの部分に原田病惹起機能があるかを検索するため、蛋白質を適切に切断したペプタイドを合成し、これによる原田病患者リンパ球の増殖能について検討している。発現ベクターPR1T2TはプロテインAとのfusion proteinを生産するが、これを動物に免疫し、抗体価の高い抗体を作成し、細胞内にお於る分布、細胞周期による発現量などについても検討している。
これに加え本年度も原田病患者のgenomic DNAを採取し、MHC(HLA)クラスIIのポルモリフィズムに富む部分についてダイレクトシークエンス及びサブクローニング後シークエンスを行い、原田病特有のMHCの有無について検討を行っている。現在までの症例では原田病にのみ完全に特有の配列はみつかっていない。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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