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コンポジットレジン付着細菌の動態について

研究課題

研究課題/領域番号 04671173
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関朝日大学

研究代表者

山本 宏治  朝日大学, 歯学部, 助教授 (60182622)

研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1992年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード口腔細菌 / 付着性 / コンポジットレジン
研究概要

コンポジットレジン修復後の二次カリエスの発症において、レジン表面上に蓄積するプラークが重要な役割を果たすことから、本検索では市販のコンポジットレジンおよびベースレジンと口腔細菌との関係について検討を行った。本年度はコンポジットレジンおよびベースレジン(BisGMAとGモノマー)を24時間、口腔内に装着して、レジン表面に付着する細菌の分離同定を行った。その結果、コンポジットレジンにおいては採取菌量は5.8×10^4cells/mlから5.5×10^6cells/mlであり、通性嫌気性菌がよく検出され、中でも通性嫌気性グラム陽性球菌の検出率は77.5%であった。また、ベースレジンにおいては上述と同様に通性嫌気性菌が優位に分離されたが、グラム陽性球菌の検出率は40.3%と低い傾向にあり、桿菌およびグラム陰性球菌の検出率はそれぞれ20.3%および5.7%であった。
優位に分離された細菌の通性嫌気性グラム陽性の同定結果については、すべてがStreptococciであり、コンポジットレジンおよびベースレジンからはS.sanguis,S.mitior,S.salivariusおよびマンニット、ソルビットール分離株のStreptococciが主要構成菌として検出され、S.mutansについては両者間で分離頻度に差が認められ。S.oralisおよびS.anginosusはいずれのレジンからも検出されなかった。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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