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コンピューテッドラジオグラフィを用いた骨塩定量法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 04671217
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科・放射線系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

加藤 二久  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (70095107)

研究分担者 大林 尚人  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (40176988)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード骨塩量 / コンピュテッドラジオグラフィー / X線スペクトル / X線吸収 / デジタル画像処理 / 骨塩定量法 / コンピューテッドラジオグラフィ / デュアルエネルギー差分法 / 輝尽性蛍光体
研究概要

1)撮影条件の最適化
イメージングプレートのX線吸収スペクトルと分光感度スペクトルを評価したデータに基づく、電算機シミュレーションに依って、骨、軟組織のコントラストの、X線フィルタと管電圧への依存性を分析した。この結果、X線装置のフィルタは0.3mmのハフニウム、カセッテ内のフィルタは1mmの錫とし、管電圧を100kV程度にとするのが至適撮影条件であった。
2)コンピューテッドラジオグラフィー(CR)対応ソフトウエアの開発
以前に開発した、フィルム増感紙系を用いたデュアルエネルギー差分法の画像処理ソフトウエアを基に、CRの画像ファイルを入力して画像処理を行うソフトウエアを開発した。主な改良点は、(1)CR画像フォーマットからワークステーションの画像フォーマットへの変換、(2)2000×2500画素の大画面への対応、(3)CR装置の読取方向から適正観察方向への画像の回転変換、(4)画素値-参照楔当量変換の当て填め関数である。試用の結果明らかになった問題点は、大画面の場合には画像処理に長時間を要し、実用的ではなくなる事、CRの画像データが実効8bitであるため、相対的に精度が低下する事が指摘された。今後、これらの問題点を改良するため、関心領域を設定し、その領域のみを画像処理する事、よりこ高速の処理アルゴリズムを工夫する事、4画素乃至9画素を纏めて1画素とする事等を計画している。
3)信頼性の評価
骨ファントムと乾燥骨を被写体として、参照楔当量画像の再現性を評価した結果、±3%以内の再現性が得られた。この事は、参照楔当量画像はそれ自体で、最も簡単な骨塩定量法として使用出来る事が明らかになった。

報告書

(2件)
  • 1993 実績報告書
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大林尚人: "Compated Radiographyを用いた唾液腺造影診断における画像処理パラメータの影響" 歯科放射線. 33. 199 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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