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乳歯う蝕ハイリスク児のスクリーニングによる集中管理システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 04671259
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児・社会系歯学
研究機関新潟大学

研究代表者

堀井 欣一  新潟大学, 歯学部, 教授 (00018409)

研究分担者 高徳 幸男  新潟大学, 歯学部, 助手 (50242433)
須藤 明子  新潟大学, 歯学部, 助手 (30226584)
安藤 雄一  新潟大学, 歯学部, 助手 (80168046)
佐久間 汐子  新潟大学, 歯学部附属病院, 講師 (00018756)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード乳歯う蝕 / 疫学研究 / ハイリスク・スクリーニング / フッ化物応用
研究概要

本研究は、(1)う蝕発生のほとんどない1歳6カ月児の時点で、保育環境、生活習慣、および口腔衛生情報から成る総合指標により、2年後の3歳6カ月児の時点でのう蝕有病状況を予測し、ハイリスク児を高精度でスクリーニングすること、(2)このハイリスク児に対し、3歳6カ月児まで、3カ月間隔のリコールによる集中管理計画を中心とした乳歯う蝕管理システムを構築すること、(3)この計画を保健所の1地域規模で実施し、地域全体の乳歯う蝕有病状況を改善すること、の3点を目的とする。
平成4年度の研究実績は、以下のとおりである。
1)既研究(同一幼児を1歳6カ月より3歳6カ月まで、保育環境、生活習慣、および口腔衛生情報に関する36項目について継続調査)に基づいて予測に有効な9項目を選択し、スクリーニング指標としてこれら項目を判別関数として総合化した。
2)このスクリーニング指標を保健活動現場で応用するために、コンピュータによるハイリスク児判定プログラムを開発した。
3)1歳6カ月児から3歳6カ月児までの2年間におよぶ3カ月リコールによるハイリスク児の集中管理計画を中心とした乳歯う蝕管理システムを構築し、関係機関による検討会(3回)をへて、対象地域(新潟市内2地域)を選定した。
4)乳歯のう蝕予防手段として、歯ブラシを用いたフッ化物ゲル歯面塗布の実施に際し、塗布後の口腔内フッ素残留量を44名の被検者(1歳6カ月児)を対象に測定し、十分に安全な量であることを確認した。
5)上記段階を踏まえ、1歳6カ月児歯科健康診査時に、受診児をTEST群、CONTROL群に機械的に分類し、TEST群について得られたデータを即座に携帯用高性能コンピュータに入力し予測プログラムを起動させ、う蝕ハイリスク児をスクリーニングし管理プログラムを実施している。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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