研究課題/領域番号 |
04680099
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 高田短期大学 |
研究代表者 |
遠州 敦子 高田短期大学, 教養学科, 助教授 (90175232)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1992年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 模型資料 / 総合的な街区模型 / 実物大の復元模型 / 総合的な生活情報 / 「小さな博物館」運動 / 体験的展示 / 教育普及活動 / 環境問題 / 実物大の復元体験施設 / 社会基盤と住宅 / ライフスタイルの提案 / 資料の系統収集 / 地域に密着した情報 / 体験型博物館 / 一次資料 / 総合展示 / 人的補助 / 対象の拡大 / 環境問題への取り組み |
研究概要 |
本研究は住領域教育における博物館の果たす役割を検討したものである。主要な知見は以下の7点である。 1.この10年、地域の歴史、自然・社会環境に焦点を絞った博物館が増加しており、住領域教育において博物館の資料は活用しやすくなっている。深川江戸資料館はもっとも典型的な施設である。 2.博物館が提供する多くの資料の中で「模型」資料は、多角的な視点から観察できるため非常に有効である。特にこうした模型に生活用具を組み込むタイプの資料が増え、日常の生活を総合的に学習することができるようになっている。 3.いくつかの博物館では、実物大の建築物を博物館内に復元している。この場合にも総合的な生活情報が提供されている。 4.博物館以外の施設では、生活廃棄物処理にかかわる施設が、資源保護の立場から都市生活に関する情報提供を活発に行なっている。しかし施設を超えた情報ネットワークの確立は今後の課題である。 5.墨田区やそのほかのいくつかの地域では複数の小規模な資料館を通して情報提供を試みている。大規規模施設とは別に、地域に密着したいくつかの小規模の資料館による情報提供の試みが始まっている。こうした資料館群は地域のコミュニティ根ざした情報を提供している。 6.比較として見た合衆国の子ども博物館は自然環境の保護、地域社会、都市基盤、異文化の理解などにより積極的な取り組みが行われていた。 7.また子ども博物館では、展示も体験的な展示方法の開発によって情報がより的確に伝わる工夫が見られた。
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