研究課題/領域番号 |
04680102
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
家政学
|
研究機関 | 広島中央女子短期大学 |
研究代表者 |
大下 市子 広島中央女子短期大学, 生活科学科, 助教授 (90150854)
|
研究分担者 |
西原 照代 大手前女子短期大学, 生活文化学科, 助教授 (70189299)
|
研究期間 (年度) |
1992 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
|
キーワード | 生活活動指数(x) / RNR / 歩数量 / 食物摂取状況 / 簡易算出法 / RMR |
研究概要 |
健康を維持・増進させていくために、栄養・運動・休養の3要素のバランスがとれている必要がある。そのためにはエネルギー摂取量・消費量で同時に算出することが望ましいと考えられるが、食物摂取、生活時間調査とも時間と労力を要する。そこで両調査の簡易法の検討を目的とした。 食物摂取調査に関して、簡易法による調査と重量法による比較では食品成分値に関しては摂取の傾向を把握できる結果が得られたが、6つの基礎食品群の摂取量に簡易法と重量法でばらつきが認められた。栄養所要量の過不足を検討するには食品成分値を使用できると考えられる。生活時間調査では、すでに「睡眠」「座る」「立つ」「歩く」「走る」の動作の係数に動作時間をかければよい簡易式を開発していた。今回、歩数量からみかけの「歩く」時間を推測することにより、歩く時間の記録の必要がなくなり、実質「睡眠」と「立つ」、RMRの大きい階段昇降、運搬、運動等の生活動作約3時間の記録を行うだけで、生活活動指数(x)、エネルギー消費量の算出が可能となった。 今後、コンピュータを用いて、生活時間簡易法から生活活動指数(xを算出し、生活活動強度を知り、これによる栄養所要量の算定と付加運動量の算出、食物摂取簡易法から摂取食品成分値を算出し、さきの栄養所要量と比較し過不足を知り、栄養・運動・休養のバランスをより迅速で正確に知ることができるようなシステムの構築へと発展させていく予定である。
|