研究課題/領域番号 |
04680140
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 広島県立大学 |
研究代表者 |
吉川 和利 広島県立大学, 経営学部, 教授 (00112277)
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研究分担者 |
安田 稔 広島県立大学, 経営学部, 助手 (10230228)
田中 昭 (田中 昭男) 広島県立大学, 生物資源学部, 教授 (00116948)
渡邊 達夫 (渡辺 達夫) 岡山大学, 歯学部, 教授 (20034176)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 歯科機能 / 形態測定 / 体力 / 細胞内ミネラル / 食物嗜好 / 不正咬合 / 老化 / 歯科形態 / 筋力 / 体組成 |
研究概要 |
本研究の目的は細胞内ミネラルが人間の成長発育や加齢現象、特に歯科系および筋肉骨格系の加齢変化にどのように影響しているかを検討することである。この目的のために臨床栄養学・細胞工学的な手法が使用された。 1:細胞内ミネラルの加齢変化。 年齢9歳から60歳までの健康な50人の男女の毛髪から細胞内ミネラルを定量した。標本値の基本統計を検討し、10歳刻みの年齢群間の効果を分散分析によって検討した。また歴年齢との相関係数を求めた。鉛や水銀においては有意な加齢変化が観察された。 2:歯科機能と体力・形態測定の関連。 60歳以上の高齢者について歯科機能検査と形態・体力検査を平行して実施し、相互の関連を検討した。BALANCE機能は歯肉の状態と関連していた。 3:歯科機能が身体の健康に及ぼす影響 20歳から59歳までの就労者の歯科機能検査値と形態・体力測定値の関係が検討された。主成分分析の結果、フィットネスの主成分得点は咬合力や歯の咬耗度と関係していた。 4:不正咬合の身体発達に及ぼす影響 大学生の歯科機能を形態測定値と関連づけるため、形態測定値の主成分得点を不正咬合の有無を要因として検討した。また運動機能や基礎体力と不正咬合の関連を群間差の検定によって検討した。反対咬合に該当する者達の体格の測定値が低かった。
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