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フルクトース2.6二燐酸合成酵素に起因する脳と腎臓の臓器特異的な糖代謝調節

研究課題

研究課題/領域番号 04680201
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究機関大阪医科大学

研究代表者

古谷 栄助  大阪医科大学, 教養部, 教授 (00028523)

研究分担者 境 晶子  大阪医科大学, 教養部, 助手 (30225750)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
キーワードフルクトース6リン酸2キナーゼ / フルクトース2.6二リン酸 / ラット脳 / cDNA塩基配列 / 肝型酵素 / 筋型酵素
研究概要

【ラット脳フルクトース6リン酸2キナーゼ(Frc6P2kinase)のcDNAクローニング】 ラット脳よりグアニジンチオシアネート法を用いてRNAを抽出し、オリゴ(dT)セルロースカラムでmRNA画分を得た。このラット脳mRNAよりオリゴ(dT)プライマーを用いて、Gubler & Hoffmanの方法によりcDNAを作製した。これをλgt10のEcoRIサイトに挿入し、cDNAライブラリー(ライブラリーサイズ1x10^6)を得た。プローブとして当研究室で現有するヒト肝、カエル肝Frc6P2kinaseのcDNAミックスプローブを用いスクリーニングした結果、数クローンを得た。得られたクローンを用いてライブラリーを再スクリーニングした所、さらに数クローンが得られた。制限酵素地図の結果より、異なる2種のcDNAが存在することがわかった。また、得られたクローンを用いてラット脳mRNAのノザンブロットを行なったところ、2.1kbのバンドがハイブリダイズした。
【ラット脳Frc6P2kinase一次構造の決定】 クローニングしたcDNAの塩基配列をジデオキシ法を用いて調べた。1つのcDNAグループは、既に報告されている肝臓型酵素と高いホモロジーを持つが、この酵素の調節部位であるリン酸化されるSer残基を持たなかった。もう1つのグループは肝・筋型酵素とは別の遺伝子由来である心臓型遺伝子と高いホモロジーを持つcDNAであったが、心臓型酵素にはないリン酸化部位を持つことがわかった。現在、塩基配列決定を進行中である。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 古谷 榮助: "フルクトース代謝と糖代謝調節" 外科と代謝・栄養. 26. 516-518 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] A.Ogawa 他: "The Effect of Fructose 2,6-Bisphosphate Lebel and Fructose 6-Phosphate,2-Kinase Activity in the Perfused Rat Liver" Biochem.Int.

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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