研究課題/領域番号 |
04680277
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体物性学
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研究機関 | 関西医科大学 (1993) 自治医科大学看護短期大学 (1992) |
研究代表者 |
木原 裕 関西医科大学, 医学部, 教授 (20049076)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 結像型X線顕微鏡 / ゾーンプレート / UVSOR / シンクロトロン放射光 / X線顕微鏡 |
研究概要 |
我々は、国立岡崎共同研究機構の分子科学研究所・極端紫外光研究施設(UVSOR)のBL-8Aを利用して、ゾーンプレート2枚を用いた結像型X線顕微鏡を組み上げ、ドライ、ウェットの種々の生物像を観察した。測定された空間分解能は、理論的分解能(55nm)に近い値を得ることができた。ドライ試料としては、珪藻、クラミドモナス、紅藻、藍藻など多くのものを観察した。それらについては、報告書に載せられている。一方ウェットな試料については、筋原繊維の観察を試みた。しかし、ビームタイムの制約のため、像の観察がウェットな場合も可能であるという feasibility study を行うにとどまった。 なお残る問題点として、試料面が均一に照明されない点がある。この主な原因は、集光ゾーンプレートが結像ゾーンプレートと幾何光学的にマッチしていないこと、集光ゾーンプレートが設計値と異なった光学特性を示していること、などの可能性が考えられた。これらの問題の解明は、次年度以降に課された課題である。
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