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GMS画像を利用した教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 04680303
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教科教育学
研究機関福島大学

研究代表者

渡辺 明  福島大学, 教育学部, 助教授 (70114006)

研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード情報科学教育 / 理科教材 / GMS画像 / 画像処理 / 立体画像表示 / 短冊形画像表示 / 階調値別表示 / リモートセンシング
研究概要

今年度はGMS画像受信装置から、教材作成のための画像処理データとして、フロッピーベースでのデータ集積、フロッピーベースで収録したデータの修正、それを用いた画像解析ソフトの開発などを補助金によって購入した設備を用いて行った。
データ集積においては、1MBフロッピーデスクに1カ月31枚のデータが入るように工夫すると共に、このデータが一目で分かるように、1画面16枚の検索画像を作成した。
画像データの修正では、おもに経緯線が立体画像表示や動画表示をするとき、疑似の階調値が表示されて見にくくなるため、これを削除して集積データとする処理を行った。現在1枚の画像を修正するのに1時間25分程必要とし、この処理に謝金を利用した。
また、教材作成用画像処理ソフトの開発では、上記のデータを用いて雲構造認識の為の階調値別カラー表示や雲の立体表示などのプログラム、さらに、擾乱移動の認識のため東西、南北短冊形表示、熱帯低気圧等の移動経路や移動速度を認識するための重ね合わせ表示や動画表示、気候解析の為の平均図表示を開発した(1992年10月日本気象学会にて発表、福島大学教育実践センター紀要NO.22にて公表)。
現在1年間を通したデータベースを作成するため画像の集積をおこなっている。また、こうしたデータを利用して、用意にビデオ教材を作成できるようになったが、むしろ、各現場にあるコンピュータをそのまま利用して、理科における情報教育の一例として実践できるよう解析ソフトのマニュアルや解説書を作成する必要があると考えている。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 渡辺 明・上田 和雄: "GMS画像を利用した大気擾乱の移動の認識" 福島大学教育実践研究紀要. 22. 21-24 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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