研究課題/領域番号 |
04680309
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
上 昭二 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (80030485)
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研究分担者 |
横川 和章 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50174850)
名須川 知子 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50144621)
岡部 毅 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (00105339)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 幼年児童 / 表現形成 / 遊び / 表現媒体 / 相互交流 / 「表現」形成 / 幼児 / 遊びの契機 / 年齢発達 |
研究概要 |
本研究は、幼年児童期の「表現」の形成の過程を明らかにしようとしたものである。 手続きは、出来る限り自然な状態の中で遊びを観察するために、本大学内プレイルームに、2組の親子に来訪してもらい、その様子を約40分間、4台のVTRで収録した。また、縦断的研究のために、5〜8回程度来訪してもらった。結果、4グループ,計26回分の収録ができた。 それらのビデオテープを分析した結果、表現形成としては、1)身体の動きによる表現として「滑り台」を中心に分析したが、そこでは身体の方向性を変化させる動き,イメージを付加したという様々な動きの変化がみられ、また、自分でコントロールできる遊具を共にすべり台で使用する例がみられた。2)音による表現として、数台の楽器を配置したが、彼らは遊具として楽器を取扱っていた。しかしながら、そこには、「音」を媒介として、表現したいという意志が明確にあらわれていた。その結果、音を介した2者間の相互作用がみられた。3)幼年児童期の表現の形成は、音,描画,運動のような既成の教科的捉え方でみるのではなく、「遊び」の中で、表現の萌芽と発展が明らかに見い出せることがわかった。 今後の課題としては、幼年児童期の個人における表現形成の過程について、7〜10年期にわたる長期的研究が必要であることを考える。本研究では数値上の、3年弱の表現形成の差違は見い出されなかった。
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