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レーザー光泳動クロマトグラフィーの基礎検討

研究課題

研究課題/領域番号 04804043
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 分析・地球化学
研究機関秋田大学

研究代表者

渡会 仁  秋田大学, 教育学部, 教授 (30091771)

研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1992年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードレーザー光泳動 / エマルション / 分配平衡 / 界面吸着
研究概要

1.マイクロエマルションおよびマクロエマルション系における分配平衡と吸着平衡
レーザー光泳動クロマトグラフィーの媒体となるエマルション系について、各種溶質の分配性と吸着性を調べた。O/Wマイクロエマルション系については、蛍光法により、Eu(III)およびSm(III)のβ-ジケトン錯体と酸化トリ-n-オクチルホスフィンがエマルション粒子中で付加錯体を生成することを見い出し、その生成定数を決定した。この付加錯体がマイクロエマルション粒子中に存在することは、マイクロスライド中における蛍光性錯体の電気泳動より確認した。また、マクロエマルション系については、トルエン/酸水溶液分散系における液液界面において、テトラフェニルポルフィリンのプロトン付加反応が起ることを、高速攪拌実験より明らかにした。現在、陰イオン効果およびプロトン付加の速度についてさらに研究を進めている。
2.レーザー光泳動効果の検討
Nd:YAGレーザーを光源として、エマルション粒子にレーザー光を照射する装置を設計し、TEM_<00>の発振条件、照射位置、顕微鏡観測条件について検討した。現在、フタル酸ジ2-エチルヘキシルを水中に分散させ、レーザー光照射によるエマルション粒子の動きを録画する条件を詳細に検討している。さらに、今後、エマルションの移動と、上記の分配・吸着現象との複合効果を測定する予定である。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] H.Watarai: "Formation of fluorescent complexes of Eu(III) and Sm(III) with β-diketones and trioctylphosphine oxide in oil-water microemulsions" Anal.Chim.Acta.

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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