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相反回転モータによる電気自動車の駆動方式の研究

研究課題

研究課題/領域番号 04805025
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 電力工学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

河村 篤男  横浜国立大学, 工学部, 助教授 (80186139)

研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1992年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
研究概要

相反モータの方式をモータをインダクションモータとするかブラシレスdcモータにするかを、モータの構造解析も含めた検討した結果、結論だけ述べると、変換効率ではブラシレスdcモータが、またコストでインダクションモータが勝ることがわかった。今回の限られた予算では、インダクションモータ方式にせざるを得なかった。使用を決め、電機メーカと打ち合わせを重ね、200V,750W,1800RPM、スリップリング給電方式の相反モータを発注した。コストが折り合わず、値下げ交渉を重ねたため、納期が2月になった。これに、回転数、トルク測定用のdcモータを2個付けた試験装置をさらに注文したので、このレポートを書く段階でまだ実験ができていない。
このモータを効率よく駆動するには、共振型のインバータが適し、その場合の、電気自動車の諸特性を検討し、最適な共振型インバータのトポロジーを明らかにした。共振インバータは変換効率は確かに優れているが、その高効率動作範囲は狭い。電気自動車に使用する場合は、加速時、定速走行時等に応じてモータ出力が大幅に変化する。そこで、従来型のハードスイッチングインバータと共振インバータを出力パワーに応じて、切り換えるトータルとして高効率な方式を提案し、別紙の研究会で発表する。
この研究は萌芽的研究であるので、まだ共振インバータと相反モータによる駆動性能の結果がはっきりと出せないが、実験の準備はほぼ完了したので、平成5年度には相反モータの電気自動車としての駆動特性が明らかになる。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 横山 智紀 河村 篤男: "電気自動車駆動用インバータについての一考察" 電気学会半導体電力変換研究会. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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