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血管内超音波画像システムを用いたヒト冠動脈攣縮部位の経時的形態的分析

研究課題

研究課題/領域番号 04807060
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関神戸大学

研究代表者

末松 正邦  神戸大学, 医学部附属病院, 助手 (90240853)

研究分担者 三輪 陽一  神戸大学, 医学部附属病院, 医員
川嶋 成乃亮  神戸大学, 医学部, 助手 (10177678)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1992年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード血管内超音波画像法 / 冠攣縮 / セロトニン / ヒト冠動脈 / 組織性状 / 経時的形態的分析
研究概要

基本となるシステムはCVIS社製血管内超音波画像システムと同社のimaging catheter(30MHz)を用いた。
<in vitro系>
1.死後ヒト冠動脈を用いてconstant flowの系を作製し、血管内にcatheterを挿入しその断層像を得、同時に血管内にセロトニンを段階的に投与し死後ヒト冠動脈のセロトニンに対する容量依存性の収縮反応をreal timeに観察できることを報告した。
2.同様の実験系を用いて、死後ヒト冠動脈の偏心性狭窄部を病理組織と同様に判別でき、又進行した動脈硬化冠動脈においてセロトニンに対する容量依存性の収縮反応がplaque部位で低下していることを報告した。
3.同様の実験系を用いて、冠攣縮性狭心症患者の死後冠動脈において正常死後冠動脈と比較してセロトニンに対する収縮反応の閾値が100倍亢進している部位があることと、同部位が求心性に収縮することを報告した。
4.同様の実験系を用いて、冠攣縮性狭心症患者の死後冠動脈において冠動脈全長に渡ってエコー輝度の低い著明な内膜肥厚が存在し、その画像はセロトニンに対する閾値の亢進部位と非亢進部位の両者にも認められることを示した。又それらが病理組織とも一致していることを報告した。
<in vivo系>
1.アセチルコリン投与によって冠攣縮が誘発された患者の冠動脈内にcatheterを挿入し、攣縮部位の血管壁断層像を得、その部位には求心性の内膜肥厚が存在するというデータを得ている。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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